プラモとジオラマと、何か

変形させたり改造したりジオラマにしたり

【完成】水星の魔女2期EDジオラマ【ジオラマ】

赤色の感性が美しく見えて 曖昧な正義 突き刺した——

機動戦士ガンダム水星の魔女2期EDテーマのジオラマ。完成したので紹介。

最初にこのカット見たときから、ああいいな!この作品好きかも、と思った。

エフェクトはブラックライトで光る

このカットについてかなり推していて、少し語る。ネタバレします。まず、抽象的なシーンを入れがちなアニメEDにおいて、とびきり印象的なカットであること。愛機であり家族同然のエアリアルに胸を刺されるというのは、かなり衝撃的だ。

これはスレッタに対するエアリアル=母の裏切りをイメージしてるんだろうと思った。が、スレッタが成長していくにつれ、彼女自身の考えや思いをエアリアルが解放してくれているようにも感じ、ひとつのカットの意味が変わっていく様子がとても面白く、ジオラマにするに至った。

この、印象の変化、ということ自体が水星の魔女という作品のテーマにもなっているような気がしていた(クソ親父の変化、決して弱くないスレッタ、グエルの成長など)ので、メタ的な意味でも本作を象徴しているこのカットを推したい。

かっこいい

当初はHGエアリアルで作る予定であったが、スレッタが思ったより大きくフルメカニクスエアリアルを使用。さすが最新キット、HGで気になっていた頭部もいい感じで造形はばっちし。ただ、手首が一つしかなく、指のみ付け替える方式はちょっと面倒。平手もなく、首もあまり上がらないためエアリアルらしい浮遊感のあるポーズは取らせにくいのが難点。

スレッタ先輩!パスパス!

スレッタもかなりいい感じ。やはり頭部の可動がないのがきになるが、表情もアニメに近くよく動く。こうなるとモグモ顔も出てほしい。

サイズ感ばっちり

ポーズが決まれば関節埋め。美プラの固定ジオラマがあまり作例がなく、適当にパテをつめてみた。やはりここがそのままでは格好がつかない。

ふたりとも真っ黒になってもらった。エアリアルは関節に瞬着べた塗りで動かないように。雰囲気でたね。

背景はアニメのものをペイントアプリでそれらしく加工。

百均の額縁を背景に、真鍮線で奥から突き刺した。

エフェクトは針金に瞬着パテをたらして造形。たくさんそろうとなんだかわからないし気持ち悪い。

パテで配置。取り付けてから重力の存在を思い出し、慌てて発砲スチロールで治具を作成。

太さのバリエーションをもたせて。

蛍光ブルーで塗装。ブラックライトを使うのが初めてで、ほんとに光るのか不安だった。

完成!

では、また